恋愛強要軍団

twitter怖い、と思って、「星の王子さま」のトークアプリをしてたら、星の王子さまの世界観とまったく合わないことを呟いている若者が結構いて怖い。このアプリを使うんだったら、星の王子さまを読んでからにしてくれ! サン=テグジュペリは悲しむかもしれないよ。

今の若者は(おそらくさとり・ゆとり、プレッシャー世代)は恋愛をあまりしないと言われている。どうやら10代はそうでもないようだが、そのへんの事情は知らない。
恋愛をしない理由は、牛窪恵さんなんかが的確に著書で書いてらっしゃるからここでは省くが、怖いのは、「恋愛している人」「結婚している人」「結婚して子供がいる人」を叩く人々である。
リア充爆発しろ」と言う人はまだいる。恋人がいてもリアルが充実しているとは限らない。まぁ、私も過去にはカップルを見るとイライラしたものだったが、これくらいはまぁ仕方ないか。
怖いのは、「勝手に妊娠して子供を産んだくせに、その代わりに私が派遣で働くとか有り得ない」と言った知人である(縁は切った)。いやいや、妊娠して子供を産んだのっておめでたいことでしょうが。今、子供の数少ないじゃないですか。
「高卒の人って何も考えずにすぐデキ婚するよね」
「子供はきちんと準備をして、祝福されて生まれてくるべき」
「恋愛や結婚を考えないのに性行為をしてはいけない」
「付き合った人数や経験人数を自慢気に言う人は股の緩さをアピールしている証拠でしょ」
絶句したい。なんにも思いたくない。流したい。しかし出来ない。まとめよう。
学がないから簡単に性行為をして子供ができたから結婚しました、と言うのはどうかと思うし、堕胎するよりいいでしょう。堕胎って殺人ですからね。特に男性にはその意識が薄いと思うけど(避妊具つけてれば平気、とドヤ顔する人がいますけど、避妊具で避妊できる確率は78%。完全に避妊したかったら、避妊具とピルを併用してください) 、恋愛結婚でも、祝福されて生まれてくるとは限らないし、そもそも準備って何? 金銭的な面とか?
あと、恋愛や結婚をしていないのに性行為をしてはいけないって言うけど、それは男性に言ってくれよ。もちろん、寝たがる女の人もいるけどさ、というか日本の昔の性文化のこととか調べてから言え!(民俗学の本をばらまきながら)
最後のは、これは価値観の違い、というか、プレッシャー世代からすると微妙な言葉ですね。だって、付き合ってる人数が多いことが良しとされた時代ってあったんだよ。頭の悪い世界かもしれないけど。
狭い世界で生きている人は、視野の狭い人々は、世の中にはいろんな人がいる、ということを知らない。40代近くで童貞と処女のまま結婚して、性行為のやり方がわからない夫婦がいるのを知らない。いや、意外といるらしいですよ。子供の作り方を知らない人。作り方を知ってても、男性の自慰と女性の生理について、ちゃんと知ってる人は少ないですよね。どういう仕組みで妊娠するのかも、学校では習ったけどちゃんとは覚えてない気がする。性病についても。家庭で教えることも少ないだろうしね。

さて、もうひとつ、「結婚しないの」「彼氏作らないの」「恋愛しないの」「恋愛って楽しいよ」
と言ってくる人たちがいる。これはラブハラスメントって呼んでいい? ひとまず、こういうことを言う人を、恋愛強要軍団と呼ぼう。
結婚はマリハラになるから置いといて、恋愛強要軍団は、悪意があってこれらのことを言っているわけではない。ただ、「彼氏がいると楽しい」「年頃になったら恋愛したほうがいい」と勝手に決めつけて言ってくるのだ。大きなお世話である。
まず、出会いがなければ彼氏は出来ない。職場か、友達の紹介か、合コンか、ナンパか、それくらいしか選択肢はない。ネットでの出会いもカウントしたいのだが、恋愛強要軍団は、ネットで出会うことには否定的である。今や、ネットで出会って恋愛して結婚する人は珍しくもないのだけれど。
異性の少ない職場は多い。友達に紹介されたり、合コンに行っても、魅力的な人に会えるとは限らない。ナンパは怖い。友達同士でワイワイ遊んでるうちに付き合いました、というのが良さそうだが、そんなことはごく一部の人にしかない話である。
で、恋愛って楽しいですか? すぐ辞めた職場で、「恋愛しない人はおかしい」って風潮が流れてて怖かった。爪とか髪の毛だけはやたらと綺麗な女性が、「恋愛は面倒だから楽しいのよ~」って言っててホラーだった。その、恋愛しないのは子供、面倒くさいことを避けるのは子供、みたいなのやめてほしいです。ちなみに上司はデキ婚だったみたいですが、仕事のできるいい人でしたよ。
私はネット恋愛の経験しかないし、色々あった結果、人は好きになれなくなった。一生独身でいられる自信はないから、そのうち相手が出来たらなぁ、と思ってはいる。
何より、恋愛をすると好きな格好もメイクも髪型も出来ない。私は自分に自信がないから、全部相手に合わせていた。しかし、彼らに同じことを求めたことはない。私は今、自由なのだ。いちばん好きなメイクをして出かけることが出来る。

いろんな人がいてそれでいいやって思えないと辛いよね、っいう自戒を込めた記事でした。