都合のいい女

タイトルを書いた途端、犬神サーカス団の曲名が出てくる、私はヴィジュアル系に詳しくないロリィタです。
カルテットでのありすちゃんを見ることはもう出来なくなってしまいました。吉岡里帆さん、初めてこのドラマで知ったんですが、この役って後々まで響くのでは、というインパクトがありました。
私はありすちゃんが好きなんだと思います。悪い女の子が好きだし、釣られるのも好きだし、たぶんああはなれないからです。でも結局、ありすちゃんの抱えてるものってなんだったんだろうね。

カルテットはとても「ドラマ」らしい「ドラマ」だと思います。リアリティーがないからです。それ以上に「白黒つけない」「突き詰めない」優しいドラマであると私は感じています。あとは台詞が好きですね。特に家守さんの変な理屈。あれは高橋一生がやるからいいのであって、リアルにあんな人がいたらめんどくさくてたまらないでしょうけど、「ニモ」の下りはそうだよ! って言いたくなりました。でも実はニモをちゃんと見たことがなくて、あれがカクレクマノミだとは知りませんでした。ところでカクレクマノミって何かに寄生するんだよね?
あ、共生でした。イソギンチャクと共生するらしいです。どうでもいいんですけど、きんぎょ注意報!っていう漫画に、人を海の生き物に例える女の子がいたと思うんだけど、名前が出てこない。彼女も誰かをイソギンチャクに例えていたんだよなー。あと、ときめいた男性はシロナガスクジラに例えていました。ちなみに私はクジラが子供の頃やたらと好きでした。海にいて、でかいから憧れたんだと思います。
話がそれてしまった。元に戻します。
それにひきかえ、東京タラレバ娘は変なリアリティーがあります。この前の回、見てて辛かったです、本当に。
でもね、このドラマは白か黒かがわりとはっきりしている。本来、セカンドも不倫も、黒ではないのです。結婚したいと思いながら、セカンドを続けていた香は、よくある女性の姿なのだと思います。香はちゃんとお嫁さんになりたいという気持ちがあったわけだけど。
実は私もセカンドだったことがあったのを思い出しました。セカンドと、本命ではなかったパターンです。
セカンドだったとき、相手は「彼女にもお前の存在は言ってあるから」と謎のことを言われていました。私にとって、彼は彼女持ちだから魅力的に見えていたところがありましたが、なんと生理が来なくなったのです。慌てて病院に行くも初期すぎてわからないと言われ、数日後、親友と一緒にいて、公園の駐車場で昼寝をしていたら、生理が来ました。避妊こそしていたけれど、これをきっかけに一気に冷め、その人とは会わなくなりました。
数年後、ある男性を好きになりました。彼が自分を本命にしてくれないのはわかっていながら、ズルズルと関係を続け、それは思わぬ形で終止符を打たれました。
私が会いたいときには2人は会ってくれなかったわけですから、完全に「都合のいい女」です。男性は都合のいい女をなかなか手放してはくれませんでした。私は追いかけられるのが大嫌いなので、こちらが会いたくないと言っているのに、しつこく連絡をされると非常に萎えました。セカンドとか本命ではないとか不倫の良さに、「絶対に自分のものにならない」という憧れにも似たものがあるんだと思います。遠くのものはよく見えるんです。それなのに近寄ってこられたら台無しです。
しかし、犬神サーカス団の都合のいい女は怖い曲です。妻子持ちって知らなかったんだもんなぁ。都合のいい女をやるのも大変だし、もうやりたくありません。