俳優のイメージ

あなたのことはそれほど」を見て、波瑠を嫌いになったという声があり、そのことに対して、波瑠がブログで冷静に対応したという記事を見た。
私は波瑠のことはよく知らないし、このドラマ自体も1回しか見ていないのだが、ドラマを見てその女優を嫌いになるって感覚はよくわからない。波瑠が演じている美都は不倫している女性で、悪役とかではない。というか、不快な気持ちを抱くなら見なければいいと思うのだが…
このことに関して言及したいことは2つある。俳優のイメージと、相変わらず続く世間の不倫への嫌悪感についてである。
私は栗山千明が好きだ。どれくらい好きかというと、ファン歴は20年くらいである。ただ、女優としての彼女よりは、モデルとしての彼女が好きである。キルビルバトル・ロワイアルも見ていない。
彼女は勝手にドSキャラにされているけど、なんとなくドSではないと思う。あれはネットのネタみたいなものなので、まぁいいけれど、やっぱり違和感は拭えない。
役のイメージがべったりついてしまっていると言えば、忍成修吾だろう。彼はあまりにも悪役が似合いすぎて、本当に悪い人ではないかと思ってしまう。トーク番組や、インタビューを見たことがないので、彼の性格は知らないけれど、それくらいはまっている。ちなみに私、忍成修吾が大好きだ。あの端正な顔だからこそ、悪役が映えるのだと思う。

さて、「あなたのことはそれほど」では、東出昌大も癖のあるキャラクターを演じている。これがまた秀逸というか、知人とも話していたのだが、この役を東出昌大がやっているからこそいいのだと思う。東出昌大がこういうことをするとは思えないし、リアリティーがまるでないのである。東出くんは、デザートを捨てたりしない。だけど、確かにドラマというフィクションにおいて、この役はきちんと成り立っている。
波瑠は役というより、イライラする女を素のように演じているので、ここまで話題になってしまうのだと思う。ここまで演じられる、というのが彼女の演技力の高さであるし、透明感とか清楚だけで片付けるのも面白くないし、いろんな役を演じられるのが女優として素晴らしいことだと思うのだが…

さて、このドラマで私がいちばん腹が立つのは、有島光軌である。どっかで見たことあるイケメンだなぁと思ったら、演じているのは劇団EXILEの知らない人だった。誰かに似てるよね。
この、小さい子供がいる父親が不倫、てあまりによくある話で、しかも奥さんにも愛想よくしているわけで、気分が悪いことこの上ない。世の女性は不倫をしている女性を叩くが、私は不倫をする男性のほうが嫌である。特に、小さな子供がいるのに不倫というのはいちばん嫌だ。
すべての女性が該当するわけではないが、女の人は子供を産んだら母親になる。しかし、男性はそうじゃない。自分のお腹を痛めて産んだわけではないので、父親という実感がない人も少なくないと思う。子供を産んだら妻ではなく母親になってしまったから、魅力を感じないという話もあるくらいだ。おそらく、世の中には父親に向いてる人と向いてない人がいて、不倫をする男性は父親に向いていないんだと思う。そしてどうも、私はこのテの男性が生理的に嫌いなのである。

あなたのことはそれほどは面白いのでおそらくこれからも見るが、世間の評価って謎だなぁと思った。最低な役は仕事だからしているのであって、女優さん本人を嫌うというのは、理解できそうもない。