視野が狭いということ、危機感を感じないということ

YouTubeのコメントを見るのが嫌いである。

聴いてもいないのに、批判するのは良くないな、と思って、欅坂46の「月曜日の朝、スカートを切られた」を聴いて、コメントを見て余計にそう思った。

「欅坂は最高。署名をしている人はやりすぎ」

「私も痴漢をされたけど、この曲には励まされた」

欅坂には欅坂の良さがあるが、それとこの曲を批判する人を否定することは少し違う気がする。この曲を作詞したのは秋元康だし、彼女たちはいわば「歌わされている」だけだからだ。何よりも、10代~20代前半のアイドルがこんなに持ち上げられることが、海外から見ても異常だし、海外とは言わず、そこに違和感を覚える人は多いのではないかと言うことである。

ネットで見る、若者と思われる声はびっくりするほど閉鎖的だ。彼らなりの正義やら道徳があるらしく、そこに踏み込む余地がない。顔の見えない相手の本意なんてわからないし、わざわざ直接批判するわけにもいかない。お互いきく態度がなければ、話は成り立たないからである。

アニメもアイドルも素晴らしいが、それが絶対に「正しい」わけじゃない。

自分が良いと思っても、人がどう思うかはわからないし、決められることじゃない。 

何よりも、いろんな人といろんな意見を交わすのがネットの本質であろうに、狭いコミュニティを作り上げているかのような感覚を受ける場所は、リアルよりも息苦しく感じた。